妖怪

信仰を集める妖怪達

座敷童子

座敷童子

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【別名】
座敷童(読み同じ)、ザシキワラシ、座敷ぼっこ、座敷ばっこなど

【ご神徳】
幸福

【伝承地】
東北地方、そのほかの地方でも類話がみられる。

【継続】
不明

【鎮座】
緑風荘、菅原別館(座敷童が現れることで有名)ほか

【解説】

座敷童子は神様? 妖怪? それとも…

まず、座敷童子と聞いてどのようなイメージを抱くでしょうか?
蔵や家をつかさどる神ともいわれていますし、精霊ともいわれていますし、妖怪ともいわれています。

遠野物語では座敷童子は神と書かれています(ここではザシキワラシと書かれていますが、記事では注釈しない限り「座敷童子」と書きます)。なお、近年の創作ではたいてい「妖怪」として描かれていることが多いですが、座敷童子は妖怪ではなく神、あるいは子供の霊が神化したものともいわれています。

座敷童子の特徴

たいてい座敷童子は子供として描かれています。女児にも男児にも描かれており、子供として描かれていることから家人の子供と思われるケースが多数存在しています。
また一人ではなく二人や三人など、複数人が同時に同じ家にいたケースもあります。

座敷童子は名前の通り、座敷または蔵などに住み、たいていはその家の人間に他愛もないいたずらを働いて驚かせるようなことをします。多くは深夜、豪家の奥屋敷に表れて寝ている人の枕を弄る。けっして化けることはせず、座敷童子が家にいるうちはその家は繁盛するといわれ、逆に出没しなくなると家が傾くといわれています。

したがって、出没することを家の誇りと思って大切に扱い、世間はこれを羨望する――これは座敷童子が語られているいくつかのエピソードで共通していえることです。

創作における「座敷童子」の共通点?

余談ですが、座敷童子を題材とした作品には時折「不幸にする」能力を持つとか、「立ち去った後に破滅をもたらす」座敷童子も登場します。これは出没しなくなると家が傾くということから発展して描かれていると考えられます。
それに、なぜかインドア型として描かれることも多く、これも「座敷や蔵に住み着く」ということから発展しているのだと考えられます。

■この神様に関連する主な神話

座敷童子「遠野物語」

【挿絵解説】座敷童子を見つけた瞬間をイメージして描きました。

【参考資料】
(文章参考)遠野物語など
(挿絵参考)遠野物語など